思考の自由研究

世界で一番かわいい言葉は「もぐもぐ」だと思う

2019-01-01から1年間の記事一覧

回顧

お久しぶりです。お元気ですか?私は元気です。 本当に笑っちゃうくらい久しぶりなんですが、あれほどメチャクチャに更新していたブログをぱったりやめてから、私は文字通り何もしていなくて、サンドボックスゲームでひたすら整地をしたり、テトリスの最高記…

秀才

学年も上がったからか、大学に行く頻度がかなり下がった。唯一取っている授業は少人数制で固定のメンバーしかいない授業だから、必然的に会う人も限られてくる。 この間長すぎる春休みが終わって大学に行った時、本当に偶然、そのクラス以外の人に会った。 …

変数

毎週毎週同じサイクルを繰り返しているだけなのに、週単位の疲れ具合が全く違うので不思議だと思う。 先週あんなにしんどかったバイトが今週は全然辛くなくて、終日働いたあとも一人元気に満ち満ちていた。 たぶん自分のモチベーションの変数がどこかに隠さ…

八百万

いつも使っているBluetoothイヤホンの調子が悪くて、「もっと大事にしてあげればよかった〜」と思ったりなどしている。 そういえば昨日も愛用していたイヤリングを片方なくして、なかなか落ち込んだ。もっと大事にしてあげればよかった、とか、もっと使い込…

オブラート

天気予報のコーナーでは、天気が徐々に悪くなることを「下り坂」と表現する。 「今日の天気は、午後から次第に下り坂」なんて具合に。 物心ついた頃からこの「下り坂」という言葉が釈然としなくて、雨なら雨で悪い天気と言ってしまえばいいのに、と思ってい…

フレーズの威力

集中力が削がれている気もしなくもないが、作業用のBGMに歌詞があるものを選んでしまうことが多い。少しでも楽しい気分で作業したいという気持ちがBGMにまで流れていってしまうらしい。 そしてそういう時、特別意識しているわけではないのにラブソングを聴い…

性格診断

過去の自分のツイートを一定分取り込んで、よく使われる言葉からその人の性格を診断してくれるサービスがある。 IBMワトソンもそうだし、電通が2020年の新卒採用プロジェクトの一環として行っていたものもそうだった。 私のTwitterは図らずも「はてなブログ…

トレーニング

私事だが、無意識に「よいしょー」と言っている瞬間が増えた。 こういう掛け声はそれそのものが人の老化を招くらしいので、高校生の時なんかはあまり言わないようにしていた。 けれどある時を境に、本当にいつの間にか、やたらと連発してしまうようになった…

全能感

この間、「自分はバカだからこんな簡単な問題も解けないんだ」と泣いている子どもに出会った。 その日はなんだか調子が悪かったらしく、普段ならできるようなことがうまくいかず、坂道を転げ落ちるように泣けてきたんだと思う。 バカじゃないしあなたは優秀…

無意識の感情について

慣れないことを立て続けにしていことと、いつも通りのルーティンワークを消化しようとすることの狭間に立っている。 どちらからも割合強い引力で引かれているから、引っ張られるちからで疲労が増幅していると思う。 本当に日記みたいになるけど、人を心配に…

冷や水

今後関わらざるを得ない人、例えばインターンのメッセージグループを見たとき、「全力で頑張ります!」みたいなコメントが羅列されることがある。 意欲があるのは大変結構なことだけれど、異常な角度でひねくれたわたしからすると「何も成果を出していないう…

女性の持ち物

この間初めて話した男性がものすごく愛嬌にあふれた人で、「愛嬌というのは男女関係なく宿るものなんだな」と感心してしまった。 男性に対して「この人、愛嬌があるなあ」なんて思ったのは初めてのことだった。 彼は私より年下で、オノマトペで例えるなら「…

夜道の主役

夜道を歩く時は、どうしても道の真ん中を通りたくなる。 渋谷や新宿はまだかっこつけきれないけれど、住宅街を歩く時には「今日の夜は自分が一番イケてる」と思うことができる。 自意識過剰とでも呼んでくれ。 住宅街でしかそう振る舞えないのはたぶん、自分…

変化の兆し

Facebookで繋がっているだけ、くらいの知り合いが、どうやら最近、仕事を辞めたらしい。 そういう知り合いだからまあそれらしい理由もつらつら投稿していたが、なるほどね、という感じ。要するに「今の仕事に飽きた」ということだった。 私は社会に出て働い…

選定能力

ドラマを見ていると、何気ないセリフが急に物語の核心をついてきてハッとすることがある。 それはセリフの秀逸さというよりむしろ俳優さんの演技力によるものなのかもしれないけれど、それでもやはり、少しはそのセリフの魔力みたいなものもあるような気がす…

進化の報酬

新しいことに挑戦する時、無意識に前の作業へ逃げてしまうことがある。 慣れた仕事は自分の経験値が生きるから、やっていて楽しいし、わかることも多くて心地いい。新しくやるべきことを考えなきゃいけない中でルーティンワークの方の問題が発生すると、自然…

カルチャーギャップ

日曜朝の渋谷駅に降り立つと、「どうしてこうも人が多いのか」と疑問が浮かぶ。 日曜の朝8時ですらこうして身だしなみを整えて出かけている人が大勢いることに驚きを隠せない反面、この人たちは果たしてどこから出かけてきてどこへ帰っていくのか、こんなに…

清涼感

「結婚しなくても幸せになれる時代に、私はあなたと、結婚したいのです」 言わずと知れた結婚情報誌『ゼクシィ』のコピーだ。 1,2年前のコピーではあるけれど、初めてこの文言を見たときの衝撃は今でも忘れられなくて、生意気にも「これが時勢を捉えるという…

呪縛

Twitterを見ていたら、新聞の寄稿が目についた。 大学生初日、不美人であるがゆえにまるで存在しないかのような扱いを受ける娘へ、母が宛てた手紙のような内容だった。 なかなか拡散されていたので何度かタイムラインに出てきたのだが、何度読んでも自分のこ…

近しい存在

私のオバアチャンは、ある日突然勤行を始めた。お仏壇に向かって、宗派のお経を唱えるアレ。 最初はお経を全然知らなかったから、ネットか何かで拾ってきたお経の音声を流しながら漢字を目で追うだけ。そこから徐々にスキルアップして、今では目を瞑っていて…

友人関係

言葉の綾で、と言ったら逃げかもしれないが、「ワタシ、友達いないから」と言ってしまうことがある。 これは目の前のアナタが友達じゃないと言っているわけではなくて、大学だったり、別のコミュニティには友達がいないんだ、だからここだけでも仲良くさせて…

思っていること

母から、「思っているだけでは伝わらないこともあるのよ」と言われたことがある。 当時の私は家にいてもあまり話さなくて、たまにある口論の時にも黙って相手の怒りが収まるのを待つだけだった。 母との口喧嘩の時に黙っていたら、私のむすっとした顔がどう…

熱気

映画館が好きだ。家でいくらでも映画が見られる時代に、わざわざおめかしして映画館に行く特別感が好きだ。 ポップコーンの甘い香りや、重低音の響く新作映画の予告編、ロビーで時間を待つ人の高揚感。 どれも映画館特有の緊張感を生み出す、大切な要素だと…

理解と共感

当然と言えば当然なのだけれど、世の中には知らないことがたくさんある。目の前にいる相手の感情を理解することはもちろんだし、単なる体質や性質も完全にわかることは難しい。 私は花粉症とかアレルギーを持っているわけではないから、ある季節や場面におけ…

履修登録のジレンマ

大学の授業がそろそろ始まるということで、私にも、大学の履修要覧やシラバスを延々と眺める時期がやってきた。 1年性の頃は先輩が教えてくれる楽単を取るため、必死に人に聞き込みをしてみたり(結果的に人の楽単が私にとっての楽単とは限らないことを学ぶ…

いい言葉メモ

よかった言葉をメモする癖がある。 狙い打ったような広告コピーのこともあれば、友達の何気ない一言の時もある。あるいは、別に心打たれた言葉でなくとも、単純に印象的で面白かっただけのものを書く時もある。 いつの間にか始まっていたこの習慣は今もなお…

ファッションセンス

この間久しぶりに「これは!」と思えたコートに出会えたので、すぐに買ってしまった。今も頻繁に着ている。 買ったのは真紅のロングコートで、写真を見た母親には「攻めてるね」と言われた。 送った写真に写るコートの色は誰のものよりハッキリしていて、あ…

ライフイベント

そんなに年の離れていない友達が「そろそろ結婚を考えてる」と言っていた。 ついに、自分の周りにもそういう雰囲気が出るようになったのかと思った。 あくまで先のことだと思っていた人生の一大事(できれば「一」大事であってほしい)も、もはや目前まで迫っ…

友情にまつわる言葉について

ディズニーのサブスクリプションサービス(Disney Deluxe)に登録した記念として、アナと雪の女王を見てみた。 公開後1ヶ月も経たないうちに映画館へ足を運んだ時は、「音楽は耳に残るけど、ストーリーそのものはあまり面白くなかった」と思ってしまい、鑑賞後…

幸せ談義

つい先日色々あって、「自分にとって幸せってどういう状態を指すんだろう?」と考えることがあった。 就活に際して何度となくこの問いを繰り返されたので、私としても自分自身の回答例を持っているはずだった。が、しばらく期間が空くとこんな大事な質問の答…