帰省の都合
身の回りで風邪がいよいよ猛威を振るっていて、冬も本番なんだなとしみじみ思う。普段は元気な友達がバタバタと病に臥せっていて、想像できなかったと思うのと同時に、早く元気になって帰っておいでという気持ちがある。
インフルエンザの検査って、1日に2回もするものじゃないよ。
人のことをとやかく言う私も、こうしていられるほど万全の体調というわけではないけれど、他の人の熱やらなんやらに比べたらなんともない状態だと思う。ぜひこのまま、今年の峠を越えたい気持ちがある。
身体にいい生活とは言えない中でなんとかやっているのは、一体何が要因なのかしら。これが明日に倒れていたら、全然笑えないのだけれど。
頑丈な私とは正反対に、昨日、母から「マリンちゃんの様子がおかしい」と連絡があった。
「マリンちゃん」というのは実家で飼っているチワワのことで、今年の6月、14歳になるオバアチャンだ。
このふわふわの生き物は、私が小さい時から当たり前のように家にいたので、これから先も、家に帰れば尻尾を振って私を出迎えてくれるものだと思っていた。母からの連絡を受けた時、彼女と会えるのも数回しかないのかもしれないと思った。
正直なところあまり熱心にお世話していたわけではないのだけれど、こういう時だけ異様に心配が募ってしまうのは、都合がいいというか、なんというか。
何はともあれ、彼女が家族のアイドルであることには違いないので、後先考えずに帰省の日程を組んでしまった。
身内にはご迷惑おかけしますが、なにとぞ。
会える回数が少ないと思うと、それまで当たり前だと思っていたことですら急に恋しくなるので不思議だと思う。どうか、元気なうちに会えますように。
日曜日の夜なので、簡単に。